断酒一ヶ月半
おかげさまで、断酒は無事続いている。
もともと、昼間はシラフで平気だった訳だから、その状態を夜も保てば良いというだけの事だ。どういう訳か、いつからか、夜は毎日酒を飲むものだという気持ちになってしまっていたのだが、冷静になって考えてみれば、別に飲む必要などない。飲んでほろ酔い加減になって、そのまま寝てしまうというパターンが、習慣になってしまっていただけである。
という訳で、夜もシラフで過ごす事には、すでに大分慣れてきたのだが、未だに違和感があるのが、もう寝ようと布団に入った時だ。頭はハッキリしており、別に眠い訳でもない。そろそろ寝ないと明日眠いだろうという計算だけで床についている。「こんな状態で、はたして眠れるのだろうか?」などと、しばしば不安がよぎる。幸い、そこそこ眠れているので、問題にはなっていないが、いつになったらこの状態に慣れる事が出来るのか、未だによくわからない。