卒酒して新しい人生を!

30年間飲み続けてきた酒を断って、ノンアルコールな新しい人生を楽しみたいと思います。

飲み仲間

断酒して2年以上が経過した訳ですが、そう言えば、「酒やめました」と宣言してから、さっぱり誘ってくれなくなった人が、何人か思い当たります。

 

酒だけのつながりだったって事なんですかねぇ。飲まなくなったアイツに、もう用は無いというか、なんだか残念です。

布教活動

このところ、断酒を人に勧めたい衝動にかられて困っております。

 

よく、「私は酒をやめられるとは思えないので、あなたのようには出来ない(やめられない)。」と言われるんですけど、僕だって飲んでいた頃は「酒やめるくらいだったら人生やめる」と言うほど、全くやめる気はなかったし、もちろんやめられるとも思っていなかった訳です。「やめられない」と思い込んでしまうのが、依存性薬物の怖いところなのですが、普通の人は、そもそも酒を薬物だと思っていないし、自分はまだ依存には陥っていないと信じて疑いません。発想の転換をすれば、誰でもやめられるし、やめる以外に選択肢はないという事に気付くはずなのですが、薬物に依存した脳は、無意識のうちに全力でそれを否定しようとするでしょう。

 

こういう人達を見ていると、なんとかしてあげたいなぁと思ってしまう訳です。まぁ、理解してもらえないのは明らかなので、何も言いませんけどね。

ノンアルビール

断酒してしばらくは、ノンアルコールビールを箱買いして、毎晩飲んでいましたが、いつしかなしでも平気になっていました。

 

しかしながら、このところ、仕事が忙しく、ストレスがたまっているのか、コンビニ等でノンアルビールを買って帰る事が多くなり、ついにはまた箱買いしてしまいました。ノンアルビールは、『龍馬1865』が添加物なしという事もあって好きで、これはコンビニ等では売っていないので、通販で箱買いするしかないというのもあるのですが、ちょっと弱気になってしまっているなぁと悔しい想いです。まぁ、ホンモノのビールを飲みたいという気持ちは、今も全くないので、とりあえずはヨシとしましょう。

GWもノンアルコールで

僕がお酒をやめたのは、2年前のGWでした。手元のアプリでは、5/10からやめた事になっていますが、もう少し早かったのではないかと思います。

 

2年前の今頃、連休を利用して、ちょっとした旅に出まして、そこで大量飲酒してしまったのです。1軒目、2軒目でビールを数杯、3軒目のバーでシングルモルトなどの強い酒を数杯、その後、ホテルに帰る途中でコンビニでウイスキーのミニボトルを買って部屋飲み。

 

今思うと、異常な飲み方ですが、当時は「連休だし、このくらい大丈夫だろう」という感じで、それほど大量に飲んでいるという意識はありませんでしたし、この程度のペースはよくある事でもありました。

 

しかしこの日は、体調が悪かったのか、飲み合わせが悪かったのか、とにかくひどい二日酔いになりまして、翌日は帰宅したものの全く動けず、夜になるまでずっと布団の中で横たわっておりました。

 

その時、急に「なんか、こんなパターンを繰り返してばかりいるのは、アホらしくないか?」と思い立ちまして、寝ながらスマホで断酒に関する情報を集めているうちに、その場で「もう止めよう!」と決意したという訳です。

 

おかげで、今年も連休を、ノンアルコールで爽やかに過ごすことが出来ています。あの時気が付いて本当に良かったです。まさに、思い立ったが吉日ですね。

酒は飲んでも飲まれるな

「酒は飲んでも飲まれるな」という言葉は、皆さん知っている事と思いますが、断酒してみて気が付いたのは、「飲まれている人は、意外と多い」という事です。

 

本人は「飲まれている」つもりはないんでしょうけれど、休肝日をとれずについつい毎晩飲んでしまったり、一旦飲み始めるとズルズルダラダラと飲み続けてしまったり、尋常ではないピッチで杯を重ねたりと、適正飲酒出来ていない「異常な飲み方」をしている人が、なんとまぁ多い事でしょう! しかも、その様をSNSにアップしていたりして、本人は酒好きな自分が好きなのかもしれませんが、酒を飲まない人から見たら、単なる依存性でしかなく、もう完全に酒に飲まれている訳です。なんでそんな事をわざわざ人に言いふらす必要があるのでしょうか?

 

もっとも、僕も2年近く前までは、そっち側の人だった訳でして、まさか依存に陥っているとは思わなかったんですよねぇ。

 

日本は、ホントお酒に寛容過ぎて、かなり異常な飲み方をしていても、単なる酒好きで済んでしまいますから、気をつけないといけません。

新年度

断酒700日を突破しました!

 

まずは2年に向けて頑張ります。

 

それにしても、年度が変わって、人事異動やらなんやら色々とありまして、正直疲れております。久しぶりに、「酒飲んで頭の中を空っぽにしたい!」と思ってしまいました。すぐに思いとどまりましたが、怖かったです。

 

春先は、花粉症もあり、毎年体調を崩しやすいので、要注意です。だましだましで、なんとかGWまでしのいで、ゆっくり休みたいと思います。

節酒

SNSをやっていると、「もうお酒やめることにしました!」というような事を書いている人を、結構よくみかけますね。そして、ほとんどの場合、「でも、飲み会などでは飲みます。」という一言が添えられています。

 

断酒仲間の皆様ならお分かりの通り、こういう投稿を見ると、「こりゃ、絶対に続かないな。笑」と思ってしまって、まぁ、イイネくらいは付けてあげるにしても、まともにコメント付けたりする気にもならない訳です。

 

こういう人は、自分の飲み方が飲み過ぎである事には気がついているし、重篤なアル中や肝硬変にはなりたくないし、もうかなりウンザリしていると思うんですけど、それでもまだ「酒を完全に止めよう」とは思えないんですよね。確かに、1ヶ月やそこら、普段飲まないでいる事は出来るかもしれませんが、そのうちなんだかんだと理由を見つけては「今日は特別だから」などと飲むようになって、気がつくと元のペースに戻っているというのが目に見えています。

 

いえ、つまりは僕自身も、そういう経験を何度も繰り返してきましたからね^^; 自信を持って言える訳です。酒への未練を断ち切るのは確かに怖いです。それが酒というものです。節酒より断酒の方が実は簡単だし気持ちも楽になるのですが、なかなか踏み切れないのです。こればかりは、自分で気がついてもらうしかないんですよねぇ。