卒酒して新しい人生を!

30年間飲み続けてきた酒を断って、ノンアルコールな新しい人生を楽しみたいと思います。

ビジネスホテル

久しぶりに泊まりの出張でした。

断酒開始から7ヶ月が経過して、普段の生活では、もはや飲みたいと思う事はほとんどないのですが、泊まりの出張は、未だに不安です。

ビジネスホテルは、大抵繁華街にあり、周りには居酒屋がいっぱい。コンビニもたくさんありますし、ホテルの中にも酒の自動販売機があります。

以前の僕だったら、仕事が終わってから、軽く飲みに行って、帰りにコンビニで酒を買って、ホテルの部屋には空き缶、空き瓶が並ぶというのが常でした。二日酔いにならない程度には加減していたつもりですが、自分でも飲み過ぎだという認識はありました。

仕事のストレスや疲れから解放されたいのと、枕が違っても眠れない事がないようにというのが、表向きの理由です。酒を止めた今でも、それは変わらないのですが、飲めばかえって疲れが増すだけですし、少しくらい眠れなくても飲み過ぎよりはマシだと、意識を変える事によって、なんとかしのぐ事が出来ています。

でも、昨夜も正直心配でした。ホテルに向かう道筋で、居酒屋の赤ちょうちんを見たり、コンビニの灯りを見たり、ホテルに入ってからも自動販売機コーナーを見かけたりと、あまりに誘惑が多すぎます。家族も周りにいませんし、誰にも見られていません。夜中に、夢遊病者のようにフラフラと起き上がって、無意識に自動販売機で酒を買って飲んでしまうのではないかとさえ思いました。

おかげさまで、数々の誘惑にも耐え、ノンアルコールで無事出張から帰ってくる事が出来ましたが、こういう非日常な場面で、以前飲酒とセットになっていたようなシーンは、まだまだ慣れが必要だなと思いました。一泊だけで、これですから、長期出張には、当分行きたくないなというのが、正直なところです。